多くの国宝・重文を収蔵する平泉の中尊寺・毛越寺周辺は、自然景観と一体となった文化的景観として注目を集めています。
前回は金色堂を詳しく取り上げましたが、中尊寺<特別史跡>にはまだまだ過去の栄華の痕跡があります。
本堂
中尊寺一山の中心となる建物で、ご本尊は阿弥陀如来です。内陣では、最澄以来受け継がれている「不滅の法灯」が絶えず法界を照らしている。
経蔵【重要文化財】
堂内には三方の壁面が設けられ国宝である「中尊寺経」や多くの経巻をかつては収めていたお堂。建設当初は2階建てだったが建武4年(1337)の火災で上層が焼け落ち、修復され単層となったという。長い時を重ねた趣のある建物。
讃衡蔵(宝物館)
藤原文化の遺宝を後世に残すため平成12年(2000)に建設。現存する、3000点以上の国宝・重要文化財のほとんどがここに収蔵されており、仏像・経典・奥州藤原氏の副葬品など、貴重な文化財を拝観することができる。

================================
月見坂
月見坂と呼ばれている中尊寺
の表参道。
道の両側の杉は江戸時代に平泉
を治めていた伊達藩によって植樹
されたもの。
坂を上りつめた右手には、北上川
や衣川、束稲山を望む東物見台が
ある。
================================
白山神神社能舞台【重要文化財】
仙台藩主伊達家が嘉永6年(1853)に竣工したもの。近世能舞台遺構としては東日本唯一。現在、中尊寺能は春秋の藤原まつりで、8月14日には喜多方流の能、和泉流の狂言を披露する中尊寺薪能で多くの観客を魅了しています。
★歴史が息づく様々な建造物。長い間、多くの人々に守られ維持されてきたからこそ今の平泉があると感じます。
■平泉のイベント情報■
1/20(日) 毛越寺二十日夜祭 (毛越寺)

【二十日夜祭:延年の舞】 【毛越寺常行堂二十日夜祭】