世界に誇る文化遺産の宝庫~平泉~【4】
毛越寺は日本有数の浄土庭園として広く知られています。
また、その文化価値から、特別史跡・特別名勝の二重指定を受けています。
天台宗の別格本山で、山号は医王山。奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡によって造営。
全盛期には堂塔40・僧房500の規模を誇り、わが国無二の霊地と称されました。
毛越寺跡<特別史跡>
広い境内には金堂円隆寺や嘉祥寺、数々の堂、門などの基壇、磁石、回路、土塁の跡が残っており、
代表的な平安時代の建築・造園の様式を伝えている。
度重なる災禍はあったものの、平安時代の伽藍構築がほぼ完全な状態で保存されています。
▼冬の毛越寺
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▲冬の庭園大泉が池
毛越寺浄土庭園<特別名勝>
毛越寺の美しい庭園は、極楽浄土を描いた曼荼羅の構図を地上に表現したものです。
大泉が池の周囲に荒磯風の築山、出島・立石の石組、州浜、遣水、赤松の塔山を配していて、大泉が池を中心とする浄土庭園が、まさに極楽のような情景を描いています。
★特に金堂円隆寺は『吾妻鏡』(※日本の中世、鎌倉時代に成立した歴史書)によると「金銀を散りばめ、紫檀・赤木でつぎ、万宝を尽くす」とあるほどの壮麗ぶりで、このことからも当時の藤原氏の財力を知ることが出来ます。